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虫歯菌が脳出血の発症の要因になりうる

2016年2月17日(水)

虫歯菌のひとつのミュータンス菌のうちcnm遺伝子保有株が、脳内で炎症を引き起こし脳出血

の発症に関与することが、国立循環器病研究センターと大阪大学大学院歯学研究

科、京都府立医科大学院医学研究科の共同研究で明らかになった。

脳出血は全脳卒中の約20%を占め、発症年齢も比較的若く、症状が重篤にな

りやすい疾病で、過度な塩分摂取や高血圧、糖尿病など生活習慣病が主要な危険

因子と言われている。

研究グループは、脳卒中で国立循環器病研究センターに入院した患者の唾液か

ら採取したミュータンス菌を培養し、cnm遺伝子保有株の有無やはたらきと、脳

出血や脳MRI画像による脳の変化との関係を調べたところ、高血圧性脳出血患者

26%、ラクナ梗塞患者の12%、心原性脳塞栓症患者の6%に同株の存在を確

認した。

研究グループは、抜歯・歯磨き等で血 液中に入ったcnm遺伝子保有株は、血

管壁のコラーゲンに接着して血管を脆弱にして、微少な出血や高血圧性の脳出血

の発症に関連するのではないかと述べている。

重篤な全身疾患の原因になりうるので、皆様歯磨きはきちんとしましょう!



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