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歯並びといびきの関係。歯科矯正でいびきを改善!

2018.06.21

こんにちは。
さっぽろ矯正歯科クリニック、院長の桜田です。


あなたの周りで、睡眠中に大きないびきをかいている方はいませんか?


実は、歯並びも「いびきの原因」の一つなんです。


今回は歯並びといびきの関係性についてのお話。

いびきの原因となる歯並びの状態や健康への影響、歯科医院でできるいびきの治療についてご紹介します。

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いびきの原因は「睡眠時の気道が狭くなること」

いびきと歯並びの関係についてお話する前に、いびきの原因やその影響について触れておきましょう。


睡眠時に本人の自覚なく起こるいびき。

いびきの直接の原因は「睡眠時に喉の奥の気道が狭くなり、空気がそこを通り抜ける時に喉の粘膜を振動させること」にあります。


ではなぜ気道が狭くなってしまうのでしょう?それにはいくつかの理由があります。

・肥満によって脂肪で喉が狭くなっている

・口の周りの筋肉が弱く、睡眠時に下顎や舌が後方に引っ込み気道をふさいでしまう

・顎が小さい、噛み合わせや歯並びが悪いことから、置き場のない舌が後方に引っ込み気道をふさいでしまう

・疲労や飲酒、睡眠薬服用、生活習慣などの影響で舌の筋力が落ちて気道をふさいでしまう

・アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎など鼻の病気による場合

など


1つでも当てはまればいびきをかくことがありますが、多くの場合は複数の理由が組み合わされることによりいびきが起こりやすくなり、その症状や頻度も強くなる傾向にあります。


いびきをかいている本人はあまり自覚がないことが多いのですが、「いびきくらい......」と甘く見てはいけません。

気道が狭くなることによって起こるいびきは、悪化すると気道が完全に閉鎖してしまい一時的に呼吸が止まってしまう「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」につながる場合があります。


睡眠中に何度も無呼吸状態を繰り返すと、充分な睡眠がとれずに睡眠不足状態になってしまいます。

体調面にも疲労が取れない、集中力がない、昼間に居眠りをしてしまうなどの影響を与えます。


また、しっかり呼吸ができていないということは、体内への酸素が不足して心臓へも負担をかけてしまいます。

血圧が高くなりやすくなるので心臓病や脳卒中など血管の病気も心配です。




歯並びが悪いといびきがひどくなる?

本題の「いびきと歯並びの関係」について考えてみましょう。


歯並びでいびきにつながりやすい症状には「顎が小さい」「出っ歯」「乱ぐい歯(でこぼこに並んでいる歯)」などがあります。


通常、舌は上顎の歯の裏側に置かれています。

顎が小さく歯並びが悪い場合、上顎に舌の置き場所がなく、後ろに引っ込んでしまうのです。

睡眠時にあおむけで寝ている場合は重力でさらに後ろに引かれ、引っ込んだ舌が軌道を狭くしてしまいます。


「じゃあ「出っ歯」は逆に舌を置くスペースがあるんじゃないの?」と思う方もいるのではないでしょうか?


実は出っ歯は前歯が出ているだけではなく、下顎が小さく引っ込んでいる場合もあるのです。

下顎が後方へ下がっているために、一緒に舌も後方へ引っ込んでしまいます。

さらに、前歯が出ているために口が開き、口呼吸になりがちなのもいびきの原因となってしまいます。


このように悪い歯並びは「いびきの悪化」につながります。

また歯並びが悪いこと自体は、いびき以外にも体へ様々な悪影響を及ぼします。

歯並びそのものの改善だけでなく、歯並びの悪化につながるような癖や生活習慣を改善して影響を少なくしたいですね。


歯並びの健康への影響や歯並びの悪化を防ぐために気を付けたいことなど、こちらの記事でも詳しくご紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね。

歯並びが影響するのは歯周病だけじゃない!自分で出来る予防方法




歯医者の治療でいびきを改善!

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顎や歯並びが原因でいびきをかいている場合、歯科医院での治療でいびき対策をすることができます。

気になる場合はぜひ一度歯科医へ相談してみましょう。



歯列矯正で顎の位置や歯並びを整える

歯列矯正で歯並びを改善し、舌の置き場所を確保することによっていびきが改善することがあります。

成長期の子どもであれば、下顎の成長を促すことで舌が前方に出てくるようになります。



マウスピースによるいびき治療

睡眠時に下顎を持ち上げるためのマウスピースを装着します。ナイトガード、スリープスプリントなどとも言います。


下顎が後方に下がってこないように前方で固定し、気道への影響を減らします。

睡眠時無呼吸症候群の診断に基づく治療であれば保険適用となります。




まとめ

・いびきの直接の原因は、何らかの理由で睡眠中の気道が狭くなってしまうことです。気道が狭くなるのには「喉周りの脂肪」「生活習慣」「置き場のない舌が後方に引っ込んでしまう」など様々な理由があります。悪いいびきは睡眠時無呼吸症候群につながることもあり、健康面に悪影響を及ぼします。


・顎が小さかったり歯並びが悪かったりすると、通常上顎に置かれるはずの舌の置き場所がなく、喉の奥へと引っ込んでしまいます。歯並びの悪さはいびきの原因ともなるのです。


・歯列矯正で歯並びを整えたり、顎の成長を促したりすることでいびきが改善する場合があります。いびきの症状が軽度であれば、睡眠時に顎の位置を固定して気道を確保するマウスピース装着も効果的です。



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さっぽろ矯正歯科クリニック院長 桜田明宏

桜田明宏 (Sakurada Akihiro)
さっぽろ矯正歯科クリニック院長
日本矯正歯科協会認定専門医
日本矯正歯科学会 認定医

噛み合わせや歯並びの異常は、歯周病や顎関節症等の肉体的影響とともに精神的にも影響します。
当院では目立たない矯正治療の提供を目指すなど、患者さんのカラダとココロの両面に配慮した治療を心掛けています。最新の矯正歯科の研鑽に努め、肉体的にも精神的にも健やかな人生を送ることができるような矯正歯科(治療)の提供を目指しています。

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