2016.09.23
治療期間
本症例は金具を装着して外すまでに2年8ヶ月かかりました。前歯の後退量が多いと、前歯の傾き加減を調整しながらゆっくりと動かす必要があります。それは歯と同時に歯茎も綺麗に後退させなければならないからです。
上顎左右側第一小臼歯を抜歯しました。得られたスペースを利用して前歯を後方に牽引します。
牽引の際は強固な固定源を求めるために、アンカースクリューを併用しました。
治療内容
主訴:出っ歯
診断名:上下突歯列
年齢:23歳
装置名:マルチブラケット
抜歯部位:上下顎左右第一小臼歯
治療期間:2年8ヶ月
総額:約85万円
術前において更なる不正咬合の進行のリスクがあります
特別な副作用はありませんが、今後は舌癖に注意する必要があります
突出している前歯を後退させるために、第一小臼歯を抜歯して、前歯の動くスペースを獲得しました。十分に前歯が後退したために理想的な咬み合わせと口元のバランスを得ることができました。これからの豊かな生活のために矯正治療は役に立ったでしょう。