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歯科矯正のタイミングはいつ?子供の早期治療は必ずしも必要ではありません

2019.08.20

こんにちは。さっぽろ矯正歯科クリニック、院長の桜田です。

お子さんの歯並びや噛み合わせで気になる部分がある時、いつ頃から矯正治療を始めるのが良いのか、治療開始のタイミングに悩む方も多いと思います。

早期治療はもちろん大切ですが、実は早ければ早い程良いとは限りません。

今回は、矯正治療を始めるタイミングについてお話します。


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Ⅰ期治療の適応期間は3歳〜12歳くらいまでの間

子供の矯正治療はⅠ期治療とⅡ期治療の2段階に分けて行うことが一般的です。

Ⅰ期治療の適応期間は乳歯が永久歯に生え変わるまでとなるので、3歳〜12歳くらいまでの間です。

この間に捕食の機能が定着し、顔面の骨格や筋の成長が盛んになります。

歯列不正があり、さらに成長発育に影響を及ぼすような状態であれば、Ⅰ期治療が必要になります。

言い換えれば、どんなに歯並びが悪くてもⅠ期治療が必要でない場合もあります。

Ⅰ期治療とは

顎骨の正常な発育を導いたり、異常な永久歯の生え方を改善したりして、不正咬合の増悪を防いだり、正常咬合へ導いたりします。

治療方法は症状により多種多様です。どこかの歯を動かすような治療は数ヶ月です。

治療後は、しばらく数ヶ月おきに経過を観察し、必要であれば追加の治療を行います。

また、顎骨の発育をコントロールする場合は2年前後の期間を要することがあります。

治療を受ける際に気をつけたいことは、小さいうちに矯正をすれば歯並びや咬みあわせが完治するとは限らないことです。

むしろ、何も治療せずに、大人の歯が生え揃ってから治療する方が有益な場合もあります。

単純に永久歯を並べるために拡大装置(拡大床)を用いて顎を広げる治療は危険なので注意が必要です。

すなわち、将来の展望を見据えた診断と治療方針を矯正の専門知識と経験を持った歯科医院で受診することを推薦します。



症状別の子供の矯正治療については今後、記述する予定です。

さっぽろ矯正歯科クリニック院長 桜田明宏

桜田明宏 (Sakurada Akihiro)
さっぽろ矯正歯科クリニック院長
日本矯正歯科協会認定専門医
日本矯正歯科学会 認定医

噛み合わせや歯並びの異常は、歯周病や顎関節症等の肉体的影響とともに精神的にも影響します。
当院では目立たない矯正治療の提供を目指すなど、患者さんのカラダとココロの両面に配慮した治療を心掛けています。最新の矯正歯科の研鑽に努め、肉体的にも精神的にも健やかな人生を送ることができるような矯正歯科(治療)の提供を目指しています。

著者・論文、所属学会などは院長・スタッフ紹介をご覧ください。

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